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冬はほっころり

1月23日(土)地球温暖化防止活動推進センター様よりお話をいただき、
「町家でほっこり、冬の快適省エネ術」というイベントに私タカイが出させていただきました。
↓みんなで作戦会議中。私はパジャマ姿…あたた~でもフリース暖かいんやもん!


事例報告ということで、住まい手若手ということでの出演だったのですが、
もう周りは偉い方ばかりで、緊張しながらも、
応援に来てくれた皆様に励まされ、なんとか話したいことを話せたと思います。


↑吉田さんが無理やりくっつけた写真(笑)

私達が今回この場で伝えようと思ったことは、
「冬」ということをどう楽しむか。

町家は寒くない!!

と私たちはうったえているのですが、
そう、
ただ日本に「冬」があるから、寒いだけなんです。
しょうがない。
冬は寒いものです。
ならその寒さとどう付き合っていくか。
とりあえず体を動かしたり、みんなで鍋したり、ちゃんちゃんこ着たり、
銭湯にいったり、その後熱燗で晩酌したり…
暖房器具だけに頼らずに、寒さがあるからこその楽しみをみいだせるんじゃないか、そう思います。

コメンテーターの岩前先生が
空間・空気を暖めるのでなく、人そのものを暖める。
「暖房」ではなく「採暖」だ!
とおっしゃっていました。
これには「なるほど!」目からウロコちゃんでした。

町家は火袋があったり、隙間があったり、
その空間全体を暖めても、底冷えしたり。
今の現代住宅のやり方の暖め方にはやはり適していないのだと思いました。
おくどさんがあって、薪をたいて、火鉢をつけて、
晩酌して、湯たんぽが入った布団で寝る。
町家には町家に適した暖の取り方があるわけですね。
それを教えてくれるのがやはり「町家」なんだと思いました。

町家に床暖が入っててもかまわないと思います。
エアコンが入ってても。
でも、それは自分の使いようだし、
お客様が来た時だけつけるとか、
適度な使い方で構わないのだと思います。
でも、やはり町家の美しさを尊重するとエアコンは…。

冬のこの厳しさだからこそ、心の暖まりを普段より強く感じられるのです。

昨日なんて寒いからお風呂貯めて同居人とせっまいせっまい湯船に二人でつかりました。
二人でのーんびりお湯につかりくだらない話をして、
あったまったね~って。

そういう「暮らし」が、何かを変えていくんじゃないかなと思います。
私たちはやっぱりそれを大事にしたいな~と思いました。



お越しいただいた方、先生方、町センのみなさん、そして伊東さん。
ありがとうございました!

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