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Yの引越し奮闘記

こんにちはナカムラです。
クリスマスも過ぎ、街は一気に年越しムードですね!
忘年会という名目のもと酒を飲みまくっている毎日ですが、
そろそろ大掃除やらなにやらをしなきゃいけませんね・・・

大掃除といえば、実は今日、引越し先の町家に大きな変化があったんです!

この町家は今まで物置として使われていて、
ダンボールが山積みになっているような状況が10年近く続いていたんです。
大家さんもこの状況はなんとかしなあかんな~と思ってはいたらしいのですが、
なかなか改善されませんでした。
そんな中、僕が住みたいと願い出て、一時間にも及ぶ話し合いの末、
町家にとって良い形で住んでくれるのならと大家さんはオーケーして下さいました。

こうなったらまずは荷物を片付けなければいけません。
床下の状況を確認するにも、配管の工事をするにも、まずはお片づけです。

が、諸事情が重なり、本当にいろいろあり、(詳しくは暴露本で!来春出版予定)
荷物はいままでそのままでした。

が、今日、今まさに、町家のお片づけをしています。

やっと改修工事・引越にむけて2歩目を歩めた感じです。幸せです。
今年最後にこのようなお知らせができて良かった(泣)
年が明けたらさっそく改修工事の段取りを始めます。
今までちんたらしていた分、突貫工事でいきますよー!!

2e841146.jpg

 

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まち暮らしのススメ 運動会編

こんばんは!よしだです。
私は現在町家には住んでないんですが、
昔ながらの木造アパートで生活しています。

これがなかなか、まち暮らしなのです。
今回は去る10月に行われた学区運動会についてお話します。

京都でまち暮らしを始めた方に是非参加していただきたい秋のビックイベント!
それが「学区運動会」です。
学区ってなに?とお思いの方に簡単に説明しますと
京都には初めて小学校が創立された当時の学区域意識が強く残っていて
今でも「学区」内での熱い町内対抗運動会が行われているのです。

RIMG0005.jpg

この時期、夜の京都の裏路地を歩いていると
空き地でムカデ競争の練習している町内に出会うことは珍しい光景ではありません。

当日は小学校に町内ごとの旗の立ったテントが張られ、応援にも熱が入ります。
うまいこと小さな子からおじいちゃんおばあちゃんまで点が取れる競技になっているのもミソです。
手に汗を握りつつ点数の行方を見守ります。

優勝したあかつきには、夜は足洗いと呼ばれる宴で町内は大盛り上がり、
後日誇らしげに賞状が町内のオモテに張り出されるのです!!
それぐらい熱い運動会なのです!!
こうやって町内の結束を高めてきたんですね~。
参加したい人は、大家さんか町内会長さんに言ってみましょー。
若い人は歓迎されます♪
この一日だけでもかなり町内の人と仲良くなれますよー!
参加賞として味噌や洗剤やらお菓子やら実用品が貰えるのも嬉しい!!

そんなわけで、もし自分の住んでいる場所が何学区か知らない人は、
明日にでも調べてみてください。

そして一度我が学区の小学校に足を運んでみてください。
京都の小学校には明治大正時代から残る校舎もあって、素敵なんですよ~。
わが学区に愛着が深まる事間違いなしです♪



RIMG0016.jpg

(よしだ)

ひぐらし日記・壱      ジャガイモのJ

こんにちは!
ジャガイモ担当のジョーです。
本日は私がいかにしてジャガイモ担当にまで登りつめたかについてお話ししようかとは思いません。

私が現在住んでいる大宮町家について、軽くお話するとです。
今、現在男友達Y氏とルームシェアをしとります。
この大宮町家は自分たちで探し、自分たちで出来る限りの改修をして、
今のマンション暮らしの人にとっては信じられないような生活を送っています。
詳しくは大宮町家改修時に書いていたブログをあげていますのでご覧ください。

http://jomiyaryo.blog.shinobi.jp/

この町家は、小さな長屋で、二階部分が低く町家の中でも古いタイプの厨子二階型と呼ばれるようです。井戸やおくどさんは残っていませんが、通り庭も土間のまま残っていて、そのまんま昔のまんま・・・

元気な大家さん親子によると築100年ぐらいはたっているらしく、昔はお茶葉屋さんや駄菓子屋さんをしていたらしです。
この町家に引っ越してきたことで、町の中での生活というものに入り込み、楽しい毎日を送っとります。

あっ、そういえば今度「遠くへ行きたい」というテレビ番組で、大宮町家に旅人がやってくるみたいです。な~んで京都に来て、こんな家に取材がくるのでしょうか・・・急いで掃除しなければ!!!
放送日などはまたお知らせしますので、よかったら見てくださいまし♪

CHOBO生活vol.1 ナカムラ家

2009102214270000.jpgどうもこんにちは。
CHOBO宴会部長のN村です。

京都に住みつき一年半、やっと憧れの町家暮らしを始めようとしてます。
事のはじめは数ヵ月前、ワンルームマンションに嫌気がさして町家を探し始めたのですが、
しっくりくる町家がないまま時が過ぎ・・・
なかなか良いものはないなぁと町家探しの難しさを痛感していたとき、学校の先生から耳寄りな情報が入ってきました。
事務所の裏の町家が空いてるみたいだと。
すぐに大家さんと連絡を取り、実際に見てみることになりました。

そしたらもうやばいんです。
何より立地がいいんです。
高瀬川沿いの門から入る路地にあるんです。
地蔵があったんです。
町家はトオリニワが土間のままです。
タイルの台所なんです。
火袋があるんです。
床の間もあったんです。
ベニヤじゃなく土壁なんです。
庭のいちじくは食べ放題なんです。
そして四条で飲んでも歩いて帰られる距離なんです!

一目惚れでした。
高校生以来の胸の高鳴りを経験しました。

まずはここまで。
次回はこれから引っ越しまでの裏話をお話ししますよー!

(なかむら)

2009102214280000.jpg


第一回若人の宴ワークショップ

第1回の若人の宴前半ワークショップでは、
4~5人のチームに分かれ、「町家の魅力・気になること・ギモン」について自由に語ってもらい
出た意見を模造紙にまとめて各班に発表してもらいました。
さー、若人達は町家についてどう思ってるんでしょう???
CHOBOメンバーで皆さんに書いていただいた模造紙と、発表を読み解きました。

1班のキーワード:町家は…
1.jpg
「あたりまえな事を感じる」
町家は暑いとか寒いとよく言うけど
夏暑いとか冬寒いとかを感じるのはあたりまえの事じゃないだろうか。
風を感じたり、自然を感じたり、季節を感じる。
今の暮らしはそれを感じれていない。
町家は当たり前を気付かせてくれる空間なのでは?

2班のキーワード:町家は…
2.jpg
「不自由さがおもしろい」
町家は手がかかるし不自由な事が多いけど、そこがおもしろい。
家を作った人の思いを感じる。
現代の住まいはなんにもしなくていいので、おもしろくない。
「残していくためには?」
潰れていく町家を見て、「残念、もったいない、残して欲しかった」と言っててもダメ。
例えば八百屋さんだったらそこで野菜を買う。
良いと思ったら自分が利用したり、通う。活用案を出す。

3班のキーワード:町家は…
3.jpg
「町の山居」
地域の行事が多いし、町家に暮らしていれば声をかけられやすく、町で暮らしている一体感がある。
風が吹いていて気持ちいい。町家に引っ越してから体が丈夫になった。
町に住んでいるのに山暮らしが出来る。
(町で買い物などもしたいけど山暮らしに憧れる→京都の町家がちょうどいい)

4班のキーワード:町家は…
4.jpg
「生活か、景観か」
もしみんなの願いが叶って町が全部町家になったら町並みは退屈にならないか?
すべて町家が残ればいいとは思わない。
町家はデザインがとても美しい。
しかし景観を重視すれば表面的な、見た目だけの町家が残る。
深層部分の生活・暮らしも必要だ。

5班のキーワード:町家は…
5.jpg
「家の中のすべてがアート」
ギャラリーを経営しているが、家の中の建具、空間、すべてがアート。
「借りたい人と持ち主との気持ちのギャップ」
町家を借りたい人はたくさんいるのに、持ち主は町家はお荷物と考えている。
町家所有者に需要が見えていないのでは?(間につなぐ人が必要。)
若者の気持ちや利用価値をもっとアピール、提案するべき!
大家さんの中には昔は安い家賃で借家人の権限が強かったため
長年出て行ってくれない人も多く、もう貸したくないと言う人もいる。
町家保存に理解のある大家さんか、貸し慣れている大家さんからでないと難しい?

Y:興味深い意見だな~。
N:その他、町家の歴史性やつながりに魅力を感じた人も多くいました!
R:マンションの部屋に前の住人ってあまり想像しない(したくない?)けど、
  町家だと、昔ここにはどんな人がどんな商売して、どんな暮らしをしてたんだろ~って
  興味が沸くよね~!そして自分が出て行った後も誰かがこの家をつないでくれると思うと
  大事に使おうって思うね。


●多かったギモン
Q冬は寒さをどうやってしのぐの?
N:この意見多いな~!
R:でも実際うちのよしやまち校舎は足先が凍るほど寒いよ~!床下が寒いんやって。
J:広いからね~。うちは家が狭いからか、石油ストーブですぐあったまるよ。
Y:俺はもうすぐ町家に引っ越すから心配だな~。
N:こたつと電気カーペットがあれば平気。
R:町家っていっても今まで人間が住んできた普通の家なんやから、おおげさやよね。
  最近のワンルームマンションのほうが通気口みたいのが付いててヒューヒュー寒いと思う!
J:「町家」=「寒い」って固定イメージがついちゃってるから、みんな「町家」=すぐ「寒い」って言いたがるんじゃ?
N:じゃあ、これから「町家は寒くないんです~!」って主張していこう(笑)

Q町家に住みたいけど、家賃や改修費はどれくらいかかるのか分からない。
R:これは、ピンキリやね。
J:規模や痛み具合によって違うもんな~。
Y:家賃がどれくらいとか、そういう情報が無くて垣根が高くなってる気がする。
N:もっと情報を出していった方がいいね。
R:家賃は一戸建てだから高め。不動産屋で探すと6万~ちゃうかな。
  小さな長屋や、改修が必要な町家だと、大家さんと交渉次第で3万前後もあると思う。
N:6万くらいなら二人で住めば安い!うちも友達とシェアしてます。
Q町家が好きな人は京都人以外の人が多い?
Y:確かに。ヨソ者だから惹かれる?
J:ヨソ者の新鮮な視点って大事だと思う。
R:京都の人は町家が当たり前すぎてただの古くて狭い家だと思ってる。
N:京都の人にとっては町家って「○○家住宅」みたいな立派な家のことやから、
  「うちの家町家ちゃうで」って言う人が多い。
J:若人が探してるのは立派な町家じゃなくて、小さな借家長屋でいいんだけどね。

様々なご意見ありがとうございました~!!

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