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火鉢講座!無事終了しました~。
今回の町家会場は上京区のとある素敵な町家のアトリエ。
そしてゲストに薪く炭くkyotoの野瀬さん、前田さんに来ていただき、
専門的に「炭」についてお話しいただきました。
炭の種類についてだったり、炭の作り方、
炭の効果など専門的かつマニアックにお話していただき、
とても勉強になりました。
野瀬さんのお話のあと、実際に炭に火をつけます。
前田さんが火つけ担当講師です。
まずは炭選び。
どんな炭が火が付きやすいか、いろんな形や、密度の違う炭を選ぶのに、
どうやって選べばいいのでしょうか?
前田さんから、どの炭から火をつけて、どういう炭が火が付きやすいのかなど
レクチャーを受け、
そして炭をコンロに掛け、火をつけます。
「十能」というお鍋のようなもので火をつけます。
みんなで炭に火がついてるかどうか、どんな感じになっているのか、
様子を見ます。
下の左の写真は悪い炭フォーメーション、右が最高のフォーメーション!
炭って生き物で、触りすぎると、「やめてよ!」ってな感じですぐ燃え尽きちゃうし、
せわしなさすぎると、寂しくて火が消えてしまったりするようです…。
火の番がめちゃめちゃ楽しくて、こっちに火がついたから、ひっくり返して~とかやっていると、
燃え方とかがおもしろくて、ずっと燃えているのを見ていました。
さー!今回はビストロCHOBO!ということで、いろんなものを焼いてみよう!のコーナー。
支配人と、料理人です。
こんなのを焼いちゃいました!!
なんだろう~炭でやくと、なんてなんておいしくなるんだろう!!
素材が生き生きしております。
最後デザートはマシュマロ!
幸せ~。
本当に「町家」という空間で楽しい時間を過ごせました。
実際に火鉢を使ってみて、素晴らしさを実感!
炭の素晴らしさにも興奮!
そんなイベントでした。
とりあえず何か体で感じる、五感をはたらかせることで、
町家の良さを肌から吸収することができました。
早くマイ火鉢見つけるぞーー!
タカイナツコ
こんにちは!よしだです!更新が遅れててすいません。
2回目の宴のまとめをしておるんですが、まとまらな~い…(涙)
空き家ウォッチングをしていたらかわいい平屋を発見!前回の続きです。
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ふたつ並んだ小さな平屋の長屋。
1軒目は本当に時代が止まっていたように昔の長屋そのままの室内。おじいちゃんが出てきそう。
小さな畳の部屋がみっつ。表に面した窓がかわいい。台所の流しはこれまた渋いモルタル製。
2軒目は入るといきなり広い土間になっていて、壁も真っ白、奥に板間があるだけ。
どうやら以前事務所として使うために改修され、近年は倉庫になっていたらしい。これは意外。でも、土間って楽しそう!
見せていただいた大家さんに感謝を述べて立ち去る。
こんな突然来た見ず知らずの若者に中まで見せてくれるなんて・・・感謝や・・・。
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それからというもの、色々空き家ウォッチングをするものの平屋の事が頭から離れない。
大家さんは空き家のままほっておいたら危ないから駐車場にしようかと思ってると話していたし。。。
なにより平屋というコンパクトな空間、そして昔の生活の趣が残る渋い長屋と、
倉庫として広い土間空間と化した長屋という、古と新、陰と陽、黒と白のような二個一の長屋…。
ふたつとも借りれたら最高やなぁ・・・
でも、無理かなぁ・・・??
ひとつを住まいにして、
片方を人を呼んだりできる仕事スペースに出来たら・・・
あそこを若者が住む長屋改修のモデルにできたら・・・
ふくらむMOUSOU。
あの平屋に住んでみたい!
決心が固まり、大家さんに再び会いに行くことに!!
大家さんは、「え?本当に借りるの?!中見たでしょ?」とびっくりしながらも、
「じゃあ、家族で相談してみるわ」とまた連絡を下さることに。
ドキドキ。ついにはじまりましたよー!
(よしだ)
1月23日(土)地球温暖化防止活動推進センター様よりお話をいただき、
「町家でほっこり、冬の快適省エネ術」というイベントに私タカイが出させていただきました。
↓みんなで作戦会議中。私はパジャマ姿…あたた~でもフリース暖かいんやもん!
事例報告ということで、住まい手若手ということでの出演だったのですが、
もう周りは偉い方ばかりで、緊張しながらも、
応援に来てくれた皆様に励まされ、なんとか話したいことを話せたと思います。
↑吉田さんが無理やりくっつけた写真(笑)
私達が今回この場で伝えようと思ったことは、
「冬」ということをどう楽しむか。
町家は寒くない!!
と私たちはうったえているのですが、
そう、
ただ日本に「冬」があるから、寒いだけなんです。
しょうがない。
冬は寒いものです。
ならその寒さとどう付き合っていくか。
とりあえず体を動かしたり、みんなで鍋したり、ちゃんちゃんこ着たり、
銭湯にいったり、その後熱燗で晩酌したり…
暖房器具だけに頼らずに、寒さがあるからこその楽しみをみいだせるんじゃないか、そう思います。
コメンテーターの岩前先生が
空間・空気を暖めるのでなく、人そのものを暖める。
「暖房」ではなく「採暖」だ!
とおっしゃっていました。
これには「なるほど!」目からウロコちゃんでした。
町家は火袋があったり、隙間があったり、
その空間全体を暖めても、底冷えしたり。
今の現代住宅のやり方の暖め方にはやはり適していないのだと思いました。
おくどさんがあって、薪をたいて、火鉢をつけて、
晩酌して、湯たんぽが入った布団で寝る。
町家には町家に適した暖の取り方があるわけですね。
それを教えてくれるのがやはり「町家」なんだと思いました。
町家に床暖が入っててもかまわないと思います。
エアコンが入ってても。
でも、それは自分の使いようだし、
お客様が来た時だけつけるとか、
適度な使い方で構わないのだと思います。
でも、やはり町家の美しさを尊重するとエアコンは…。
冬のこの厳しさだからこそ、心の暖まりを普段より強く感じられるのです。
昨日なんて寒いからお風呂貯めて同居人とせっまいせっまい湯船に二人でつかりました。
二人でのーんびりお湯につかりくだらない話をして、
あったまったね~って。
そういう「暮らし」が、何かを変えていくんじゃないかなと思います。
私たちはやっぱりそれを大事にしたいな~と思いました。
お越しいただいた方、先生方、町センのみなさん、そして伊東さん。
ありがとうございました!
こんにちは!よしだです。
小雪ちらつく毎日、冷えますね~。
CHOBOメンバーも1月は何かと予定が詰まっていて大忙しです。
皆さんも風邪ひかないようにしてくださいね。
さて、CHOBOの中で唯一アパート暮らしの私、
今の木造アパートも大家さんもご町内の方々も
近所の銭湯もすごく気に入っていて、
居心地の良さを感じつつ過ごしているのですが
やはり4畳半は狭い・・・
寝るのも食べるのも仕事するのも人を呼ぶのも同じ部屋(涙)
人を呼んだり、落ち着いて仕事したり、
そういうスペースが欲しいなぁと常日頃感じておりました。
そんなある日のこと。
もう趣味と化している空き家ウォッチングをしていると
なんとかわいい平屋の長屋があるではないですか!
窓の隙間からチラチラ中を覗くと(不審者)
昔のまま残った部屋の様子が見えるではあーりませんか!
思い立ったが吉日、
お隣の方に大家さんを聞くのが一番確実です。
その場で隣のおうちのピンポンを押しました。
「お、お隣、空き家ですか?!」
「ああー、うちのやけど、何?借りたいの??」
「家探してるんですが、見せてもらっていいですか?!」
「いいよ!でも、ボロボロやでぇ~!」
突撃大家さんで、こんなすぐ中を見せてもらえることは珍しいです。
京都風のお返事で断られた経験ももちろんあります。
それだけに何か運命の様なものを感じて中へ入ります♪
(つづく!)
みなさん、あけましておめでとうございます!
今年もCHOBOをどーぞごひいきに!
いきなり昨年末の話になりますが、オープンハウスをしていた噂の学生長屋「こまちや」!!
10軒長屋を学生がシェアして住むように改修されたということでCHOBOメンバーで見に行ってきました!
いざこまちや!
元は一階は抜かれ駐車場として使われ歯抜けになっていた長屋だったそうですが、
そのぶん町家の間取りにとらわれず、真ん中に階段があったりと使いやすい間取りになっていました。
さらにアルミサッシ等の安易な改修ではなく、しっかりした木建具がはまっていたり、
土壁、無垢の木を使用した床板、自然塗料など町家の雰囲気はしっかり感じられます。
3つの部屋をつなぐ吹き抜けのリビング、個人の部屋ごとの鍵など、シェアへの気遣いもバッチリ♪
なによりいいなーと感じたのは、このコレクティブ町家を企画された背景がきちんと説明されている事。
数枚のパネルにわたって「今、なぜコレクティブ町家なのか」が分かりやすく紹介されていました。
それはCHOBOも思わずうんうんと頷いてしまう内容で、
「こまちやのコンセプト」
・町家に暮らす・・・学生さんに町家の魅力を感じてほしい
・ともに暮らす・・・学生さんに、誰かが身近にいる安心感を提供したい
・まちなかに暮らす・・・学生さんに「近所付き合い」のおもしろさや気配りの大切さを知ってほしい
学生に対する需要調査のアンケート結果なども興味深いものでした!
天窓い~ね~
しかし今後学生長屋が増えたときは、もうすこし設備のグレードを抑えて家賃を下げて欲しいですね。
それがシェアのいいところなんだし。
こんな豪華なシステムキッチンやトイレやお風呂は学生にはいらんでしょう。
ある意味、どんな設備でも家賃が安ければ笑って暮らせるのが学生の強み。
「こまちや」に関しては、モデルケースだから
ただ家賃が安いから入るではなく、ここだから入りたいという人を募集したかったからの家賃かもしれませんが。
こんな学生長屋が今後増えていけば
町は生き生きするだろうなぁ~
まだまだ学生町家は静かに暮らしたい地域の方には受け入れにくいかもしれません。
学生のマイナスイメージ「夜騒ぐ・自転車路駐・ゴミ出しマナーが悪い…」などなど。
(今回の「こまちや」は女子専用とした事がひとつのポイントかと思います。)
でも、若者達だってそんなマイナスポイントばかりじゃありません!
「いい天気やね」って話しかけてくれたら嬉しくなります。
いつも挨拶してるご近所さんが隣に住んでると思うと夜の音量にも気をつけます。
注意されたらゴミ出しにも気を配ります。
そうさせてくれる住まいが長屋なんだと思います。
学生マンションでは気付けない事・・・。
これからもCHOBOは「学生長屋」を夢見ていきます!!
(よしだ)